整備の土台を支える―部品担当の使命
01
部品担当 坂上 浩・近藤 純平
大型トラックやバスの整備に欠かせない部品を日々手配しているのは、東海自動車工業の 坂上 浩 と 近藤 純平。彼らの仕事は、車検用の定期交換部品から、突発的な修理・事故対応用の部品まで、多岐にわたります。
近藤:「誤納や納期遅れがあれば、お客様のスケジュールに大きな影響が出ます。だからこそ、再確認や納期調整を丁寧に行い、必要な部品が整備に間に合うよう細心の注意を払っています。」

02
特殊部品との格闘

特にバスは、車種や仕様のバリエーションが多く、特殊な部品も珍しくありません。メーカーごとに品番や形状が異なり、時には製造中止となっている部品を探すこともあります。
坂上:「電話やメールだけでなく、時には直接メーカーまで足を運ぶこともあります。お客様の車両が1日でも早く走れるようにするのが使命です。」
03
部品供給は“裏方”であり“要”
部品が揃った後も、納品チェックから請求書や伝票作成までを一貫して担当。事務処理を怠れば、次の手配や請求に影響するため、現場同様に正確さが求められます。
表には出にくい仕事ですが、部品供給は整備現場をスムーズに動かすための土台であり、縁の下で全体を支える存在です。

04
今日も、整備現場の時を刻む

坂上と近藤の手配した部品が届くと、整備士の手が一斉に動き出します。エンジン音が再び響くその瞬間こそが、彼らにとっての達成感です。
坂上:「整備士が気持ちよく作業できる環境を作ることが、自分たちの役割です。」
近藤:「これからも“必要な時に、必要な部品を確実に”を徹底していきます。」
彼らの見えない努力が、今日もまたお客様の安心と信頼を支えています。