世界から集まった仲間たちが支える東海自動車工業の技術力
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創業80周年に寄せて
おかげさまで東海自動車工業は2025年、創業80周年を迎えました。1945年の創業以来、私たちは“安全・安心な移動を支える”という使命のもと、多くのお客さまに寄り添い、クルマ社会の発展を歩んでまいりました。
その歩みを支えてくれているのは、国籍を問わず共に腕を磨く整備士たちです。現在11名の外国人整備士が在籍し、多様な視点と情熱が私たちの技術力をさらに高めています。
その代表として、スリランカ出身のウダラさん・ラサンガさん、そして彼らを束ねる佐藤課長に、80周年への想いを語ってもらいました。

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整備部 課長 佐藤誠

「真面目さは世界共通。80年の歴史のバトンを次世代へ」
当社では、日本人・外国人の区別なく「整備のプロ」を採用してきました。外国人の皆さんは日本語を学び、日本の専門学校で技術を身につけ、当社の一員となっています。彼らの仕事ぶりは本当に真面目——むしろ「真面目過ぎる」くらいで、いつも刺激をもらっています。
最近では、母国語や英語で新人に声をかけ、連絡事項をフォローする姿も見られます。80年続く伝統と最新の技術——その橋渡し役となってくれている彼らに感謝しかありません。これからも、多様な仲間と共に「100周年」へ向けてバトンをつないでいきたいですね。
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整備士 ウダラ(スリランカ出身)
スリランカでは日本車が一番人気で、性能が良く壊れにくいと信頼されています。子どもの頃から「いつか日本でクルマの仕事をしたい」という夢を抱き、新潟の専門学校で整備を学びました。会社説明会で東海自工のことを知り、規模が大きく幅広いクルマに触れられると感じて入社して4年目です。
最初は、学校で学んだ方法と現場のやり方がまったく違い戸惑いましたが、先輩方が丁寧に手順を教えてくれました。多彩な車種を経験できることが大きな財産になっています。創業80周年という節目の年に、自分が整備士として関われることを誇りに思います。

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整備士 ラサンガ(スリランカ出身)

「真面目さは世界共通。80年の歴史のバトンを次世代へ」
私も日本のクルマに魅せられて来日しました。専門学校で、東海自工は大型車から小型車、鈑金まですべて対応していると聞き、「ここで大型車を極めたい」と入社を決意。入社前は日本の職場文化を知らず不安もありましたが、先輩方はとても優しく、一つひとつ丁寧に教えてくれます。
車種によって整備方法が大きく異なるため覚えることは多いですが、毎日が発見の連続で楽しいです。80年の伝統の上に自分のスキルを重ね、次の100年へ向けて会社に貢献したいと思っています。